出版社への提案:本の売り上げを伸ばすためのカンフル剤
雑誌、書籍が売れない時代と言われて久しい。
実際、雑誌は続々と廃刊が続いているし、書籍の売り上げは全体的に芳しくない。
じゃあ、どうすればもっと本が売れるのか?というところについて、ちょっと考えてみた。
netに比べて、本の場合、その情報を得た時に派生する情報へのつながりを、たどるのが非常に難しい。
たとえば、ビジネス書などで、よく参考文献などが入っているけど、実際にどれくらいの人がそうした関連文献に目を通すのかというと、非常に少ないように思う。
ということで、シンプルな提案として、書籍の最後に、10ページ程度を設けて、Amazonの関連文献へのQRコードを付けるというのはどうだろうか。
ページ数の原価がどの程度のものかはわからないが、たとえば古本のような書籍にも、そうした関連書籍の購入の糸口をつけることで、書籍購入にうまくつながるのではないか。
図書館、古本などの流通が増えつつある現在、書籍そのものを他の書籍を買うための宣伝媒体とするのはアリじゃないか?図書館や古本では、出版社にとって直接のお金にならないが、上記のような施策を打つことで、
- 部数が伸びる
- アフィリエイト収益が増える
というような効用があるのではないか。
何しろ、その本を読んでいる人に対して、適切に関連文献の宣伝をできるのだから、案外購入へのコンバージョンは高いだろうし。
Amazonだけにリコメンドを許すのはもったいない。コンセプトは、本to本の購入フック、だな。
大手出版社などに、提案したい内容だけど、どーなんでしょう。